Heart



和也「結愛ちゃん


コイツは桐ヶ谷 奏(きりがや かなた)ここの生徒会長だよ」



(せ、生徒会長さん...........


そんな方に出迎えをしてもらっちゃったのか.......


申し訳ない.....)




呼吸を整えながら、チラりと桐ヶ谷さんを見れば、鋭い目でこちらを見ている



奏「ここではなんですので、どうぞ校長室へ」





桐ヶ谷さんの一言で校舎の中に足を踏み入れた




(.........内装もオシャレ...........)



校長室の前に来れば桐ヶ谷さんがドアをノックし開ける



奏「校長、お連れしました」



校長室に入ればテレビで何度も見たことのある初老の男性が正面の机に座していた




校長「やぁ、ようこそ星ノ宮へ


君だね?宮野結愛さんは

話はだいたい聞いているよ。


君と話したいのは山々だが、先に別室でクラス編成のテストを受けて来なさい


私も黒崎君と話さなければならないことがあるんでな


桐ヶ谷くん、宮野さんを別室に案内してきておくれ」



奏「はい


行くぞ」



「は、はい」


龍太さんと和也さんに一礼して桐ヶ谷さんと共に校長室を出た




(.........まさか、苦手意識を持ってしまった桐ヶ谷さんと、こうも早く2人きりになってしまうとは...)




< 230 / 363 >

この作品をシェア

pagetop