Heart



「.............承知した.......」



(榊の怪しすぎる指示にも、今は従う他はない.......

全ては結愛のため.......................)



榊「...御理解頂けて光栄でございます



それではさっそく船の中へ.....


おっと、言い忘れておりました。皆様方の携帯はこちらで一旦お預かりをさせていただきます」



何やら木箱を取り出し、早く入れろと催促をしてくるようである



(.................携帯にはロックがかかっているから.......いや、瀬尾組に対して携帯のロック機能はおもちゃのようなものだ。ロックがかかっていようがいまいが関係ない


ダミーをいくつか持ってきて正解だったな.......)



俺は本物の携帯1台を残し、ダミー携帯2台を取り出し箱を入れる



他の奴らも渋々と投入していく



榊「.....携帯の中を見ようなどとゲスなことは考えておりませんので、ご安心ください」



そう言うが信じれたものではない



(...........常に情報を暗号化しておいて良かった

仮に開いたとしても、あの暗号は解けないはずだ)



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