Heart



「.........お前は...........」




?「な、なんでこんなところにもいんだよ!」




さっきの人影は結愛ではなく、女でもなかった





(.........結愛は2階から飛び降りたりしないか.......)




淡い期待を抱いていた自分を嘲笑する





男は俺を見て怯えきっていた




俺も覆面だから顔は見えんはずなのだが。





いや、それよりも.....





「.........お前、須藤慎太郎だな?」





須藤「な、なんで俺を知ってんだよ



俺が何したっていうんだよっっっ!!!!!!!!」





「安心しろ、お前なんざに興味はない



宮野結愛はどこだ」





須藤「お、お前らも宮野結愛を狙ってるのかよ」





「“お前らも”ってことは俺ら以外に誰かいるんだな?」




須藤「瀬尾組だよっ!!お前ら知らねぇのかよ


そ、そうだっ

お、俺たちのバックには瀬尾組がいるんだ


お前ら死にたくなければ今すぐここから立ち去れ」





「それはご忠告どうも」




そう言って俺は奴の腹に蹴りをお見舞いしてやると奴の身体は面白いくらいに吹っ飛んだ




*次回更新*
6月28日(月)お昼の12時~
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