Heart




「安心しろ



お前を奴らに渡そうだなんて考えていない。



好きなだけここにいたらいい」





「……どうして


助けてくれるんですか…」





「一度助けた、そのついでだ



一度助けておいて



途中で見捨てることはできん



助けたかったから助けたんだ



気にしなくていい」






「ありがとう…ございます」





「何か他に聞きたいことは?」





たくさんある。





「これから少しずつお伺いしてもいいですか?」







「構わない」



コンコン
ガチャッ


ドアが開いた




「龍太、結愛ちゃんどう?」




「だいぶ良さそうだ」



またしても綺麗な顔立ちをした人が現れた



男の人にこんなこと言うのはアレだけど



とても可愛いらしい。



ベット横に座って顔の高さを揃えてくれる




「結愛ちゃん


初めまして、俺近藤和也です



結愛ちゃんのこと守るから安心してね




ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙


ヤバいちょー可愛い〜!!!!」



私は固まった



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