お兄ちゃん、すきです。
prolog
親を亡くして伯母の家に来た私
この前はいつ来ただろう?中学生?いやもっと前……多分小学生以来だからもう10年は来てない
「今日からお世話になります」
「ゆづちゃん、これからはここがゆづちゃんの家になるから。変な気は遣わんでええよ」
「すみません…ありがとうございます」
これからの希望なんてこれっぽっちもない。むしろ親を亡くして絶望しか感じてない
そんな中私は
「……あれぇ〜?君、もしかして…ゆづちゃん?」
「え……?…周兄…?」
ほとんどない田舎での記憶で唯一はっきりと覚えている人物に再開した
彼に再開した時、絶望の中に少しの希望が差し込んできた。
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