恋空~私も恋ができますか~
確認するために後ろを振り返ったら、少ししか距離空いてない。ヤバイ、また刺される。走ったら、向こうも走りだした。あと、30メートルで、学校だ。
そう思った瞬間に、つまづいてこけてしまった。もうだめって思った時、私のピンチに感ずいたみたいに、ある一人の男子生徒がストーカーを空手か何かの技でやっつけてくれた。嬉しかった。その時、玲央お兄ちゃんが乗ったパトカーとその学校に通う私の親友が駆けつけてくれた。助かったと、思った瞬間力が抜けて親友の「栞奈!」と叫ぶ声が遠くで聞こえる気がした。
どれくらい時間がたったんだろう? (誰かの声が聞こえる、彰人くんの声とお父さんと玲央お兄ちゃんだ。んっ、重い。真広が寝てたのか、ずっと一緒にいてくれたんだね。ありがとう。)
「栞奈、起きたんだ!よかった(涙)」
「もうそんなに泣いて大丈夫だよ。」
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