はじめては全部きみでした。



結弦君のそばに駆け寄り胸の中に飛び込んだ。



結弦君の匂いが

温もりが

声が

全てが、好き




「泉………会いたかった」

「ごめんね結弦君……逃げてばかりでごめんなさい」

「ちがう、そんなことない」

「結弦君…結弦君…っ」



大好きな結弦君。

私のものに…してもいい?



「もっと結弦君を知りたいー…」




私だけの結弦君にしたい。


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