幼馴染との恋愛模様
「そっかぁ。あのね、これはわたしの友達の話なんだけどぉ…。」
わたし、野々村さん、生理的に無理だ。
友達いたんだ。
そんなことを思う自分はとても嫌いだけれど、それ以上に野々村さんが苦手だった。
「その友達ってゆうのは男の子なんだけどね」
男かい。
「幼馴染の女が仲良いって勝手に勘違いしてすっごい喋りかけてくるんだって。男の子の方は全然好きじゃないし、むしろ嫌いなんだけど、女の子は両想いかも〜?とか思っててものすごい迷惑してるって相談してきたの。」
遠回しにわたしのことを言ってるのかな。