私の遠回り~会えなかった時間~
「彬!」
人生で一番顔が赤くなったに違いないと思った。
顔も身体も嫌になるくらい熱い。
彬の唇が私に戻って来た。
ふっと私の身体から力が抜ける。
私、この人が好きだ…。
彬の舌が私を味わう様に入って来た。
初めてで少し驚いたけど…、ちっとも嫌じゃない。
いつの間にか、私も彬のリズムに合わせるかのように答えていた。
「…彬?」
不意に彬の唇が私から離れると、私の身体がふわっと浮いた。
「俺の部屋に招待してやるよ。」
私は彬に抱き上げられたまま、階段を上がって行く。
そう、もうこの美容院には何度も来ているけれど、私は彬の完全なプライベート空間の2階に足を踏み入れた事はなかった。
人生で一番顔が赤くなったに違いないと思った。
顔も身体も嫌になるくらい熱い。
彬の唇が私に戻って来た。
ふっと私の身体から力が抜ける。
私、この人が好きだ…。
彬の舌が私を味わう様に入って来た。
初めてで少し驚いたけど…、ちっとも嫌じゃない。
いつの間にか、私も彬のリズムに合わせるかのように答えていた。
「…彬?」
不意に彬の唇が私から離れると、私の身体がふわっと浮いた。
「俺の部屋に招待してやるよ。」
私は彬に抱き上げられたまま、階段を上がって行く。
そう、もうこの美容院には何度も来ているけれど、私は彬の完全なプライベート空間の2階に足を踏み入れた事はなかった。