私の遠回り~会えなかった時間~

「朝までこのまま寝よう。」

彬の促すまま、私はすっぽりと彬の胸に納まった。

「おやすみ、知紗。」

「おやすみ、彬。」

私は温かな彬の胸に安心と共に包み込まれた。


















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