トライアングル (仮)
「手伝おうか?」
その時突然、私の目の前に天使が表れた。
とっても小さくて、髪の毛は少し茶色でフワフワしてて、
笑顔が女神様級にかわいい女の子。
「えっと、、黒板の字が見えなくて…」
すると、昨日の自己紹介で少しの笑いをとった
前の席の男子が振り返った。
「俺 書こうか?」
「えっ、いいの??」
突然の方向からの助けに目が点の私。
「いいよ。ペン貸して?」
そう言うと、サラサラッとそれを終えて
私に渡してくれた。
「先生に渡してきな?」
「うん… ありがとう!!」
精一杯の感謝の気持ちを込めてお辞儀をすると
なぜか笑われてしまった。
もっと変なやつかと思ったら以外と優しい人なのかな?
良かった。仲良くできそう。