御曹司と契約結婚~俺様プレジデントの溺愛に逆らえません~
「え? え?」
呆然とする奏をよそに、鷹凪がシャツのボタンを外し始める。
電気をつけない浴室に、脱衣所へ続くドアの隙間と擦りガラスからわずかに明かりが漏れてくる。
薄暗い中でも、彼の胸もとから覗いた引き締まった胸板がはっきりと見えて、奏は思わず目を逸らした。
「次は奏の番だ」
「ま、待って――」
「今さら恥ずかしがるなよ。一緒に温泉に入った仲だろ?」
鷹凪の長い指が、今度は奏のブラウスのボタンを外し始める。
慌てた奏が胸もとを隠すと、鷹凪の手がブラウスの中に滑り込んできて、素肌を下から上へとなぞっていった。
「た、鷹凪さん……」
「もう待ったはなしだ。今さら止められない」
「あ……」
浴室にへたり込んだまま、奏は彼の求めに従う。
大きくはだけた胸もとから下着を覗かれて、奏はたまらなくなる。
(やだ、恥ずかしい……)
彼の唇が割れた服の隙間から素肌を伝っていって、ドキドキと鼓動が高鳴り、熱が上がっていく。
けれど、鷹凪の浅い呼吸と急いた指先から、強くこの身を求められていることを感じて……
呆然とする奏をよそに、鷹凪がシャツのボタンを外し始める。
電気をつけない浴室に、脱衣所へ続くドアの隙間と擦りガラスからわずかに明かりが漏れてくる。
薄暗い中でも、彼の胸もとから覗いた引き締まった胸板がはっきりと見えて、奏は思わず目を逸らした。
「次は奏の番だ」
「ま、待って――」
「今さら恥ずかしがるなよ。一緒に温泉に入った仲だろ?」
鷹凪の長い指が、今度は奏のブラウスのボタンを外し始める。
慌てた奏が胸もとを隠すと、鷹凪の手がブラウスの中に滑り込んできて、素肌を下から上へとなぞっていった。
「た、鷹凪さん……」
「もう待ったはなしだ。今さら止められない」
「あ……」
浴室にへたり込んだまま、奏は彼の求めに従う。
大きくはだけた胸もとから下着を覗かれて、奏はたまらなくなる。
(やだ、恥ずかしい……)
彼の唇が割れた服の隙間から素肌を伝っていって、ドキドキと鼓動が高鳴り、熱が上がっていく。
けれど、鷹凪の浅い呼吸と急いた指先から、強くこの身を求められていることを感じて……