御曹司と契約結婚~俺様プレジデントの溺愛に逆らえません~
(どうしよう、嬉しい……)
容赦なく服を脱がそうとする鷹凪にも、抵抗できなくなってしまう。
ふたりの体を覆うものがなくなり、奏はもう目が開けていられない。
けれど、閉じられた視界に彼がもたらす感触だけがより強く伝わってきて、痺れるような快感に、奏はびくりと体を震わせた。
短い悲鳴のような声を上げ、頭から理性が引き剥がされていくのを奏は生まれて初めて感じた。
「た、鷹凪さ……だめ……」
「なにしどろもどろになってんだ」
「あっ……やめ――」
「からかいがいのあるやつ」
「あっ……あぁ……」
鷹凪の意地悪な攻撃に、奏の息は絶え絶えになる。
誰とも体を重ねたことがなかった奏は、まさかそんなところにまで口づけされるとは思わなくて、恥ずかしさから真っ赤になってしまった。
「あの……た、鷹凪さん……シャワーは」
「おっと、夢中になって忘れてた」
鷹凪が熱めのお湯を捻りだし、奏の体に注がれるようにシャワーヘッドを固定した。
ふたりの体が描く曲線を伝い、シャワーが撫でるように流れていく。
その感触にすら気が触れてしまいそうで、奏は浅い呼吸を繰り返す。
容赦なく服を脱がそうとする鷹凪にも、抵抗できなくなってしまう。
ふたりの体を覆うものがなくなり、奏はもう目が開けていられない。
けれど、閉じられた視界に彼がもたらす感触だけがより強く伝わってきて、痺れるような快感に、奏はびくりと体を震わせた。
短い悲鳴のような声を上げ、頭から理性が引き剥がされていくのを奏は生まれて初めて感じた。
「た、鷹凪さ……だめ……」
「なにしどろもどろになってんだ」
「あっ……やめ――」
「からかいがいのあるやつ」
「あっ……あぁ……」
鷹凪の意地悪な攻撃に、奏の息は絶え絶えになる。
誰とも体を重ねたことがなかった奏は、まさかそんなところにまで口づけされるとは思わなくて、恥ずかしさから真っ赤になってしまった。
「あの……た、鷹凪さん……シャワーは」
「おっと、夢中になって忘れてた」
鷹凪が熱めのお湯を捻りだし、奏の体に注がれるようにシャワーヘッドを固定した。
ふたりの体が描く曲線を伝い、シャワーが撫でるように流れていく。
その感触にすら気が触れてしまいそうで、奏は浅い呼吸を繰り返す。