御曹司と契約結婚~俺様プレジデントの溺愛に逆らえません~
鷹凪はなにか重大な誤解をしているのではないだろうか。
そう言葉が出る前に、奏の体はベッドへと押し倒される。
首筋にキスが降ってきて、思わず「きゃっ」という悲鳴が漏れた。
強く強く唇が吸い付き、淫靡な音とともに離れる。
次は鎖骨のあたり、そして、胸の膨らみの上。
その内向的な性格ゆえ、男性経験のない奏も、この次なにが起こるのか想像がついて。
「や、や、や、やめてくださいっ」
か細い声で、やっと悲鳴を上げることができた。必死に訴える。
「どうしてだ。誘ってきたのはそっちだろう」
「ち、違います、誤解、です」
「……まぁ、誤解でもいい。この責任は結婚という形で取らせてもらう」
「だめです、そんなの、順番が、違……」
意を決して彼の胸を押し返すも、その腕はあっさりと掴みとられてしまう。
「俺に抱かれるのが嫌なのか? 抱かれたい男ナンバーワンともいわれているのに?」
ふと見れば、テレビの前ではけっして見せない妖艶な瞳がそこにはあった。
「俺はお前を満足させる自信がある。試してみよう。拒否するのは、それからでも遅くないだろ?」
そう言葉が出る前に、奏の体はベッドへと押し倒される。
首筋にキスが降ってきて、思わず「きゃっ」という悲鳴が漏れた。
強く強く唇が吸い付き、淫靡な音とともに離れる。
次は鎖骨のあたり、そして、胸の膨らみの上。
その内向的な性格ゆえ、男性経験のない奏も、この次なにが起こるのか想像がついて。
「や、や、や、やめてくださいっ」
か細い声で、やっと悲鳴を上げることができた。必死に訴える。
「どうしてだ。誘ってきたのはそっちだろう」
「ち、違います、誤解、です」
「……まぁ、誤解でもいい。この責任は結婚という形で取らせてもらう」
「だめです、そんなの、順番が、違……」
意を決して彼の胸を押し返すも、その腕はあっさりと掴みとられてしまう。
「俺に抱かれるのが嫌なのか? 抱かれたい男ナンバーワンともいわれているのに?」
ふと見れば、テレビの前ではけっして見せない妖艶な瞳がそこにはあった。
「俺はお前を満足させる自信がある。試してみよう。拒否するのは、それからでも遅くないだろ?」