副社長の一目惚れフィアンセ
『××年4月1日
今日から一応高校生!
日記を書き始めることにした。
と言っても春休みだから何にもすることない。
ヒマー。早く制服着て学校行きたいなあ』
『××年4月3日
早速昨日書き忘れた!ヤバイ。
今日は涼香たちとカラオケ行って来たー!
学割バンザイ!
喉痛いよー』
毎日1ページずつ真面目に書いているのかと思いきや一言日記のようになっていて、しかも日付の感覚も空いている。
それだけで、私のお姉ちゃんに対するイメージは崩れていく。
『××年4月10日
今は仮入部期間。
部活何入ろうかな。
バレーはもういいや。
結局レギュラーになれたのは最後の1試合だけだったもんなー』
「え?お母さんが、お姉ちゃんはバレー部のエースでキャプテンだったって…」
「そんなわけないだろ。
詩織はどっちかっていうと運動神経よくないほうだった」
ナオは当然のようにさらっと言ってのけた。
今日から一応高校生!
日記を書き始めることにした。
と言っても春休みだから何にもすることない。
ヒマー。早く制服着て学校行きたいなあ』
『××年4月3日
早速昨日書き忘れた!ヤバイ。
今日は涼香たちとカラオケ行って来たー!
学割バンザイ!
喉痛いよー』
毎日1ページずつ真面目に書いているのかと思いきや一言日記のようになっていて、しかも日付の感覚も空いている。
それだけで、私のお姉ちゃんに対するイメージは崩れていく。
『××年4月10日
今は仮入部期間。
部活何入ろうかな。
バレーはもういいや。
結局レギュラーになれたのは最後の1試合だけだったもんなー』
「え?お母さんが、お姉ちゃんはバレー部のエースでキャプテンだったって…」
「そんなわけないだろ。
詩織はどっちかっていうと運動神経よくないほうだった」
ナオは当然のようにさらっと言ってのけた。