happiness
晃くんは近づいてくるなり、さりげなく陽美と手を繋ぐ。
いいなぁ。こういうとこ、どこか羨ましく思える。
彼氏か~。私に、彼氏なんて出来るのかな。
と思いながら、二人の手元を見た。
だけど、二人が会話を始めるなり、気づかれないように視線を窓の外に向けた。
すると、私の行動に気づいた晃くんが私に気を使ったのか、
「波奈、悪いな。ちょっと借りてくな」
と陽美を引っ張りながら、言い出した。
陽美は驚いたような顔をしてるけど、どこか嫌気ではない様子。
「え、ちょっと!」
と陽美は顔を赤めながらも、追いかけてる。
ふふっ。嫌じゃないんでしょ。
「いってらっしゃい」
二人の幸せを見送るように、そう告げた。
いいなぁ。こういうとこ、どこか羨ましく思える。
彼氏か~。私に、彼氏なんて出来るのかな。
と思いながら、二人の手元を見た。
だけど、二人が会話を始めるなり、気づかれないように視線を窓の外に向けた。
すると、私の行動に気づいた晃くんが私に気を使ったのか、
「波奈、悪いな。ちょっと借りてくな」
と陽美を引っ張りながら、言い出した。
陽美は驚いたような顔をしてるけど、どこか嫌気ではない様子。
「え、ちょっと!」
と陽美は顔を赤めながらも、追いかけてる。
ふふっ。嫌じゃないんでしょ。
「いってらっしゃい」
二人の幸せを見送るように、そう告げた。