恋よ、来い。 ~傷心デレラの忘れもの~
「・・・・・・ぇ」
・・・ドクン、ドクン・・・。
「はい?あ、あの、わたし、今、なにか、えっと、聞き間違えたみたい・・・・・・うそ、でしょ」
・・・ドクン、ドクン・・・。
「嘘よ!確かに壮介さんは・・主人は、東京に来てました。だけど、もう長野に帰って・・今頃は長野の家に着いてるはずです!・・・・・・・・・・・・・・・・そん、な・・・」
・・・ドクン。ドク・・・ン・・・。
「・・は、はい。分かりました。立川警察署ですね。すぐそちらに伺います・・・・・いえ、私も今は、母の実家に・・東京にいますので。えっと、“すぐ”とは言っても、少なくとも20分はかかると思うのですが、今からすぐ家を出ます・・・・はい。では、後ほど」
・・・ドクン、ドクン・・・。
「はい?あ、あの、わたし、今、なにか、えっと、聞き間違えたみたい・・・・・・うそ、でしょ」
・・・ドクン、ドクン・・・。
「嘘よ!確かに壮介さんは・・主人は、東京に来てました。だけど、もう長野に帰って・・今頃は長野の家に着いてるはずです!・・・・・・・・・・・・・・・・そん、な・・・」
・・・ドクン。ドク・・・ン・・・。
「・・は、はい。分かりました。立川警察署ですね。すぐそちらに伺います・・・・・いえ、私も今は、母の実家に・・東京にいますので。えっと、“すぐ”とは言っても、少なくとも20分はかかると思うのですが、今からすぐ家を出ます・・・・はい。では、後ほど」