恋よ、来い。 ~傷心デレラの忘れもの~
「あんたはね、6年間も女子校という女だけの巣の中で過ごしたのよ。その6年間ってさぁ、12歳から18歳という、若さあふれる女ざかり第一弾の年齢なのよ?湖都、はっきり言ってあんたは、そのキチョーな6年間を無駄に過ごしてしまったと言っても過言じゃないの!」
「そ、そ、かな・・」
「そうよっ!現にあんたはこの6年間、つき合った彼氏が一人もいなかったでしょ!」
「うん。恋愛には興味な・・じゃなくって、疎くて」
「告白だってされたことないでしょ!」
「一度もない」
私、目立たなかったから。誰も私の存在に気づかないというか・・。
「そ、そ、かな・・」
「そうよっ!現にあんたはこの6年間、つき合った彼氏が一人もいなかったでしょ!」
「うん。恋愛には興味な・・じゃなくって、疎くて」
「告白だってされたことないでしょ!」
「一度もない」
私、目立たなかったから。誰も私の存在に気づかないというか・・。