恋よ、来い。 ~傷心デレラの忘れもの~
みんなの注目と視線を一気に浴びて、私はまたしても緊張がぶり返してしまった。
頬が火照っているくらい、熱く、赤くなってるのが、自分でも分かるくらいに。
「ぁ・・ぇっと、みずき、です」
「みずき?ってセンパイと同じじゃん!」
「ホントだー」
「え?」
合コンメンバーの、「センパイと同じ」と言った男の人が、チラッと指さした壁際の、隅っこの席に、その人が座っていた。
男の・・人だ。
私は、まるで生まれて初めて男の人を見ているような、ボーっとした目で、その人を見ていた。
というより、私の視線が、その人に釘づけになったみたいな感じで・・・。
そのとき時間が・・・ちょっとだけ止まったような、気がした。
頬が火照っているくらい、熱く、赤くなってるのが、自分でも分かるくらいに。
「ぁ・・ぇっと、みずき、です」
「みずき?ってセンパイと同じじゃん!」
「ホントだー」
「え?」
合コンメンバーの、「センパイと同じ」と言った男の人が、チラッと指さした壁際の、隅っこの席に、その人が座っていた。
男の・・人だ。
私は、まるで生まれて初めて男の人を見ているような、ボーっとした目で、その人を見ていた。
というより、私の視線が、その人に釘づけになったみたいな感じで・・・。
そのとき時間が・・・ちょっとだけ止まったような、気がした。