初恋はチョコの味



「まりなちゃん、あと1分ね。」


そう言われても
問題が難しくてペンが進まない。




「そこまで。はい、テスト回収。
これは、次回からのカリキュラム作成に、
使わせてもらうね。」

「はい。」



「えー…なので、今日はひとまず、
学校でやっているところの復習やりまーす。
今は…この辺かな?」

「はい。」



ということで、
今日の部分の授業が始まった。






授業が始まって
先生との距離が近いため
意識せずには
いられなかった。




先生との距離感が近すぎて
緊張のあまり、汗が…。




先生がもう一人に教えている間に
急いでハンカチで汗をふく。


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