初恋はチョコの味


先生は電話の前を
何度も行き来して

そわそわしている
様子だった。

       



玄関の扉を開けて

私は、
先生の元に
笑顔で向かった。




「先生!」



「おー!
その様子だと…」


「合格でしたっ」



「ゆりな、おめでとう!」


先生は笑顔で
お祝いの言葉を
言ってくれた。

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