光とともに
「まってください。お客様!」


ふり返った。


「準備がまだ終わってませんが、よかったら、どうぞ。」


わたしの目の前に、


ひまわりのような男のひとが立っている。


「え!?いいんですか!!あの、お腹すいちゃって、食べ物とかフライパンとかなくて、お店を探してて、準備中だったから。」


空腹のせいで頭がまわらないのと、


目の前の季節はずれのひまわりさんにドキドキしてしまって、


早口に思っていることを次々しゃべってしまう。


とまれ!わたし!!
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