メニュー
流され気質の主人公は、家でも会社でも嵐が来ればおさまるのを待つばかりと自分を抑え続けていた。 そんな彼女は、ある出来事により、苦手な上司である課長と結婚することになり――― さりげなく書かれていること。だけど、読んでいるうちにふと自分はどうかと問われている気分になる。清廉潔白で強い主人公ではないけど、弱さを持ち、身近にいそうな人物である主人公。だからこそ、彼女が流される中で少しずつ変わっていく姿に共感が持てました。
最初は人の顔色をすぐに伺い、自分の意見をもたないちょっと主人公に苛立ちを覚えたが、それにはそれなりの理由がある。 その理由は『愛される事』で自然と緩和されていく。 最後は主人公の勇ましい様に惚れ直しました。 それは甘々で、ニヤニヤとしまうほど。 ギャップ萌えがありすぎやしませんか笑 素敵な作品をありがとうございました。
楽しく読ませていただきました。