輝く星をキミにあげる

「ねね、歩花って好きな人とかいないの?」




「えっ、、ど、どうしたの急に」




昼休み、彼氏持ちの渚が私に問いかける




「いや、聞いたことないなって思って!どうなの??もしかして優雅?」




「ま、まさか!優雅がは…その。。ペットみたいな人だよ…」



好きな人という話題の会話を滅多にしたことないから



なんだか緊張してしまう。



ていうかペットって何。。



優雅、ごめんなさい。



「…そっか、優雅はないか。。じゃぁー…」



渚は目でいろんな人を見て探す。



「そ、そんなことより渚のこと教えてよ!」




昴は女の子が集まっててよく目立つから



昴の名前を出される気がした。




私は渚のノロケ話を聞き、昼休みを終えた。




…彼氏




いいなぁ。




なんだか渚が大人に見えて来る。




私は黒板を眺めながらぼーっとする。




私もいつか…彼氏できるのかな。




昴…だったりする?




…ってそんなわけないか。


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