未来を輝くものにしてくれたのは、キミでした。 【更新休憩】
まいかが、上がってく?って言ったくせに何喋ったらいいか分かんなくて、沈黙が流れる…

「まいか、大丈夫?」

沈黙を破ったのは、ゆみだった。

『大丈夫だよー!』

できる限りの笑顔で答えた。

「はぁ… 何で1人で抱え込もうとするの? 作り笑顔だって事バレバレ!」

『ごめんね。 それにしてもすごいなー、ゆいは。』

「え?何が?」

『まいかのこと何でもわかっちゃうじゃん!』

「当たり前じゃん! 何年の仲だと思ってんのよー!」

『だよねー!(笑)』

「ねぇ、明日学校来れそう?」

『分かんない。』

「そうなんやー。 で、どうするの?」

『え、何が?』

「ゆい達の事。」

『あ、どうしよう。』

「まいかは、皆に言うつもりないの?」

『ないよ。 言えないもん。』

「まいかはさ、ゆい達の事信頼してないの?」

『信頼してるよ。』

「じゃあ何で言えないの?」

『え、それは…』

「すぐに言えないってことは、やっぱり信頼してないからじゃ無いの?」

『違うって! 何で急にそんなこと言うの… もう帰って!』

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