~白の初恋~ 少し番外編追加しました。
「ばーか。そんなに固まんなよ。心配しなくても何もしねーよ。」
「いや、そんな事心配してるんじゃなくて・・・。なんか緊張する。」
澪は布団を上げて、顔を半分隠す。
(コイツ、まじで男知らねーんだな。)
「ははっ。お前、ガキだもんな。」
「・・・ガキですよー。」
龍がふわっと澪を抱き締める。
「りゅ、龍?」
「お前、抱き枕に丁度いいな。」
(龍の心臓の音聞こえる・・・。安心する。)
「龍って細いのに大きいんだね。」
「ふっ。なんだそれ。お前が小さいんだろ。」
「そんなこと・・・ないよ・・・。」
「澪?」