~白の初恋~ 少し番外編追加しました。
マンションまでの道を歩く。
「龍くん、竜也くん、来てくれてありがとね。」
「気にすんなよ。」
華の頭を優しくポンポンと撫でながら竜也が言う。
「華。・・・こっちこそありがとな。」
「ふふっ。澪ちゃんは龍くんの恋人だけど、その前に私の相棒だから。」
「・・・だな。」
マンションに着き、華が言う。
「澪ちゃん、私の部屋に運んでくれる?」
「・・・いや、いい。俺の部屋連れてく。」
「・・・じゃあお願いします。龍くん、澪ちゃんが起きても酔っちゃったこと、怒らないでね?」
「ふっ。そんなことで怒らねーよ。」
「うん。じゃあね。おやすみ。」
「おう。あ、玄関だけ開けてくれ。」
「あぁ。澪ちゃんの荷物も、ここ置いとくぞ。じゃあな。」
「竜也、サンキューな。」
「ふっ。おう!」