サクラサク~恋の蕾、花が咲く時。~
第2章 仲間との出会い



私は4組のクラスで
席は後ろから2番目だった。



「ねぇねぇ」


後ろの席の子に
声をかけられた。


「はい?」


私は後ろを
振り返った。



「私、佐田七海。
名前なんていうの?」




「えっ。あっ、私は
後藤ゆりな。」


突然自己紹介って
びっくりした…。



「ゆりなちゃん、ね。
これからよろしく」



「こちらこそ、よろしく。
七海ちゃん」



これが
七海との出会いで
ここから友達がたくさん
増えていきました。


今思うと
彼らと出会うのは
必然だったのかと思うと
不思議です。

そして
3ヶ月くらいが経ち
生活にも慣れだした頃
同じクラスのある男子が
気になり始めた…。



それが
坂本久也。


久也のことが
気になり始めたのは…

初めて笑顔を見たとき。


この人の笑顔って
なんかキラキラしてる…

って思ったのがきっかけ。

正直単純なきっかけ
だったと我ながら思う


まぁそれから
気になる気持ちが
だんだん"好きかも。"
って思ったのは
はたしていつだったか…


いまだにわからない。


だって
気づいたら
好きだったんだもん。


まぁ
ここから2年くらい
片思いでしたけど



久也とは
のちのち色々と
起きるんですが…


まぁこのお話は
もう少し先で。

そんなこんなで
話しがちょっと
脱線しかけたけど、

短い時間の中で
たくさんの
出会いがありました。

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