サクラサク~恋の蕾、花が咲く時。~
ゆりな帰宅。
ガチャっ
「ただいま~」
「おかえりっ」
「で、どぉだった?」
「本人は
受ける意思があるから
大丈夫だと思うよっ」
「優真、頑張ってこいよっ」
「おうっ。俺、頑張るっ」
そして優真くんは
帰っていった。
「…ゆりな」
「ん~?」
ギュッ
久也は私を
後ろから抱きしめた
「俺たちは、
まだもう少し。
ゆりな…待てる?」
「いつまでも
私は待ってるから…。」
…チュッ
久也は微笑み
言葉のかわりに
私に口づけを落とした…。