東京ナイトドリームガキと悪魔の契り編
素早く姿勢を低くし足早に漁船の中央に…

今日も扉の鍵はかかっていない

もう一度、陸に目線を…
人の気配は感じられない
ゆっくりと扉を開き何度も開けては閉めた戸棚を引いてみる…

昨日と変わらない悪魔の契約書は存在した

震える手で白い契約書を手にとり俺は敢えて三万円だけを抜き取った…

三万円にしたのは理由があった…
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