東京ナイトドリームガキと悪魔の契り編
ゆかり
「えっ!どうしたの?泣かないでよ…どうしたの?」

「ごっごめん…」

ゆかり
「謝られるようなこと何にもないよ…ねぇ私で良かったら話し聞くから…ねっ泣かないで」

あの時は演技でもなく俺は涙を流した…

もう、残っていないはずの涙…

あの夜棄てたはずの涙がまだ俺には残っていた…
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