東京ナイトドリームガキと悪魔の契り編
ゆかり
「陸。。ほら。。」



「うん。。」

俺は、勇気を振り絞り扉を開けた。。

ヒーローに会いに行く。。

病室に入ると、同じ様な色の部屋着をまとった同じ様な顔色の数人が、俺とゆかりに視線を、あびせる。。

多分みんな人恋しいのだろう。。

自分の面会者でも来たのかと人の気配には敏感なのだ。。

入院とは人の体の病気を治しながら人を寂しくさせる場所なのだろう…

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