実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~


「ピピピ・・・・・・・♪」





夜の病室にまた着信音が

鳴り響く。



「リリ・・・・早くおいで。



リリも俺の実家に行こう。



オレと一緒に逃げよう。」




あれ?






しゅん?






アタシはどうしてこの人と




話しているの?





この人はアタシの彼氏?




???????


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