実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~
運命
アタシはかなり酔ってた。
いつもならセーブするのに
酔っ払ったアタシは勢いで
寿司屋でもかなり飲んでしまった。
アタシは酔っ払って歩くのも
ままならない。
寿司屋で何を話したかは
覚えていない。
千鳥足で店をでたアタシは
タクシーを捕まえて
しゅんをとりあえずのせた。
アタシは次のタクシーで帰ろう。
ドアが閉まる瞬間、
腕をつかまれた。
しゅんの手だ。
「待って!」
アタシはびっくりする。