実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~
「なんか飲む?」
しゅんが冷蔵庫を
開ける。
「酔い冷ましたいカラ
お茶がいい~」
コトン・・。
ソファーで潰れてる
アタシの隣に
しゅんが座る。
「なんか見るー?」
DVDを探るしゅん。
アタシはスティッチの話を
思い出した。
あんなに熱く語ってたから
ちょっと気になった。
「スティッチ見てみたい~」
二人でお茶飲みながら
見ていたアタシは
なんとなく彼がスティッチが
好きな気持ちがわかった。