実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~
しゅんは、相変わらず
キャバクラが好きだった。
アタシが交わした
しゅんとの約束。
ー行ってもイイケド、
指名はしないでー
あと、
ー遊ぶのもイイケド
裏切った時は別れるよ?ー
束縛が強いしゅん。
男と話すのも禁止
友達の家に
泊まりは禁止
必ず家に帰ること。
アタシは束縛されるの
好きじゃないけど
約束は守ってた。
行動が制限されてる中で
アタシも条件をだした。
だから飲みに行く時は
必ずアタシを店に
連れてってくれて、
行く店、行く店
アタシを女の子に
紹介してくれた。