実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~
そして女の子たちに
アタシの自慢をしていた。
なんか恥ずかしかった。
女の子はしゅんの
しょーもない話を
笑わずに
聞いていた。
アタシは
トイレに席を立った。
店の女の子用のトイレは
従業員用しかないカラ
並んで待っていた。
すると、更衣室にいた
女の子がアタシに
話かけてきた。
『しゅんくんに
愛されてるね!』
その子はしゅんの連れが
指名しているレイちゃん。
ココの№1だ。
「え?どうして?」
『いやー参ちゃうよね!
キャバクラに来て自分の
彼女の自慢する男
初めてみたよ!』
レイちゃんは
笑いながら話す。