実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~
2 新たな生活
高校2年でダブったアタシは、
通信の高校に通うことになった。
アタシにとっては楽園。
ガッコ行かなくていーし、
髪やメイクも自由だし。
うん、サイコー。
なんて思ってた。
「おはよーーー!!!」
仲良しのセイラだ。
この学校にきて最初にできた友達
人見知りだったアタシに
話しかけてくれた
救世主といってもいい。
セイラは人懐っこくて
慣れない
アタシの緊張をほぐしてくれた。
セイラとは
いろんな話をした。