実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~
セイラが突然アタシに尋ねる。
「りりの夢は?」
「アタシ美容師~♪♪♪
超売れっ子になるから
そん時はアタシがセイラの髪
切るからまかせて~!」
得意げに話すアタシ。
あぁ・・・そうだ。
アタシこんなコト
言ってたんだっけ。
美容師になる
これだけは、
ずっと譲れない夢だった。
根拠のナイ夢かかえて、
希望に満ち溢れてた。
バカみたいに遊んで、
友達が大好きだったな・・・。