実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~
第1章

白い部屋

ー22歳ー







プープープー・・・・。




ゴトン・・・。





持っていたケータイが床におちる。




溢れる涙。







無意識にそれに手がのびる。








ー「今までありがとう、
ごめんなさい」ー








アタシは一人

静かに自分の人生に幕を


降ろそうとしていた。





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