実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~
その日から、
毎日メールがくるようになった。
アタシ達は、よく遊ぶようになった
チャラそうに見えるのに、
絶対手は出して来なかった。
気付くと
楽しくて、
元カレといるより、
ユウキと過ごす時間のが
長くなってた。
アタシの気持ちは変わってゆく。
夏まっさかり。
もうすぐ、花火大会ーーー
ーーーアタシ、あの日のこと
今でも覚えてるよーー
アタシの記憶は
減ってしまったけれど
たしかに覚えているよ・・・
アナタは覚えているカナ?