実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~
大好きな人の子だから産みたい!
コレがアタシの出した答え。
怖い反面、アタシ嬉しかった。
大好きなユウキと
アタシの間に出来た子。
もしかして、結婚!?
夫婦の姿、
ちょっと想像してみたり。
もちろん、
同意してくれると思った。
アタシはユウキに妊娠したこと、
産んで育てたい
ということを話した。
答えは
NO------。
「ごめん、降ろしてくれ・・。」
アタシはその場に泣き崩れた。
予想もしていなかった返事。
アタシに選ぶ権利もないの?
アタシの体だよ?
二人の子だよ?
なんで?
アタシとじゃ嫌なの?
アタシは涙がとまらなかった。