実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~


アタシはね写真をみた時、



こんなにちっちゃいケド

すごくカワイイ。



そう思ったの。






目も、耳も、カオも、手も、足も


心臓もあって動く。






たしかにそこに

命があったのわかったの。



こんなに小さくてもね


一生懸命生きてるの。





確かに若すぎるかもしれない、

アタシ達。

貧乏で苦労するかもしれない。



それでも、



この子

産んであげたいって思ったの。



どうしてダメなの?



なんで?



どうして?









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