実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~
崩壊
父とは、相変わらずだった。
父はアタシの
仕事が気に食わないらしい。
アタシのやる事は
昔から気に入らないようで
ひどい仕打ちも続いていた。
夜、父の車を借りて親友のエミとドライブしていた。
「今日パトカー多くない?」
「なんだろーーーーね????」
信号待ちしていたら、パトカーに囲まれた。
アタシはビックリする。
まあ、なんかの間違いでしょ。
そうおもって
車検証を見せる。
警官
「やっぱり。キミ、この車どうしたの?」
「父の車で、アタシ娘なんですけど。。。」
警官「ふーーん、この車盗難届け
でてるから免許証みせて」
えっ?
どーーゆーーー事?
アタシは頭が真っ白になる。
アタシは事態が把握できなくて
母に電話する。
「おとうさん、警察に突然電話しだして
ビックリしたはこっちよ!!
りりが使ってるって言ったのに
聞かなくて。。。。」
おまわりさんにケータイを渡して
事情を説明する。