実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~
どんなに辛くてもね
アタシが犯した罪の結果。
小さな命を奪ってしまった時に
この先何が待ち受けていようと
コレが裁きなら、受けようと
心に誓ったんだ。
アタシは命の尊さを知ったの。
自分が生まれてこれただけで
幸せだというコト。
世の中には、
生まれてくるコトも許されずに
散ってゆく儚い命もあるんだ。
だからアタシは逃げないで
立ち向かおう。
どんなに辛くても
子供の分まで
生きることが罪を償うと
いうことなんだ。
決して許されない罪だけれど
ーアタシはそう誓ったハズなのにー