実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~


あたしはもう


どうでもよかったの。



愛はどこにも



見つからなくて





だったら偽りの愛



割り切った関係





アタシは独りで



帰る家もない。
「おかえり」


そう言ってくれる家族もいない



アタシは弱虫で、



きっと逃げてたんだね。



心を開いて




向き合うのが怖かったんだ。



< 98 / 155 >

この作品をシェア

pagetop