実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~
しゅん
「セイラさんご指名、3名様です。」
アタシは席についてカオを見る。
「セイラです、
ご指名ありがとうございまーす♪」
アレレ、
意外な人が来た。
今回初、指名。
ーしゅんー
アタシと同じ20歳。
職業、闇金融。
ついでに、さわり癖。
酒ぐせが悪く、下ネタばっか。
この歳にして
おやじキャラ。
サイテーーー。
前の店でアタシの友達、指名してた。
もう、ベタ惚れ。
なぜかコイツとは
ドコの店にいっても会う
そして
アタシはコイツの隣に座って、
イイ思い出がない。