私は大人?
「小学生?中学?何で!?」
キッと睨み付けて言ってやった。
が、何の効き目もなく、さらっと言う。
「だって俺、紫苑ちゃんと同じ学校出身やし!知らん?大学も一緒なんやで?これってさ、やっぱ運命なんやで~!睨み付けた顔も良いなぁ~。」
キャピキャピしてる男ほど滑稽なものはない。
ついでに、話が見えてこない。
コイツが妄想を話しているとしか考えられない!
小・中一緒?
あり得ない。
「私には貴方のような知り合いはいません。」
きっぱり否定してやった。