好きだから・・・
「えぇ~ 早川はカワイイけど、めんどくせぇもん」



「オレだって普通にめんどくせぇから!」



せめてもう一人の実行委員が早川じゃなくて水野だったら・・・



なんてバカなことを考えるオレ。



放課後オレは実行委員の集まりに出ていた。



オレの頭の中は水野のことばっか



「遅くなるから先帰ってて」なんて言ってケド大丈夫かなぁとか



一緒に帰りて~とかもうホント水野ラブなオレ。




やっと退屈な話し合いが終わり、靴箱に向かった。



一瞬目を疑った。



そこには愛しい水野がいた。



「あ! 森村くん。 ごめんなさい、先帰っとけって言われたのに・・・」



「待っててくれたの?」



「はい。」



すげぇ嬉しかった。



「こんな時間まで待っててくれてサンキュー」



水野の頭をなでた。



「森村くん、手つないでもいいですか?」



初、水野からお願いもちろんオレの答えはOK。









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