好きだから・・・
最初は少し戸惑っていた優奈だったが



すぐに二人仲良くなっていた。



話が弾んでようだったので



オレがカレーを作ることにした。



「優也クン!

私作ります!」



なんて言ってくれる優しい香恋。



「いいんだよ!

お姉ちゃんは優奈と遊んで♪

カレーはお兄ちゃんが作ってくれるみたいだし!」



優奈ちょっとはお兄ちゃんにも優しくしてくれ・・・



今日の優奈はいつもより嬉しそう。



母さんが亡くなって家には優奈しか女は居ないから・・・



どこかで淋しいはずなんだ。



でも、全然そんなことを言わない。



優奈は優奈なりに頑張ってることをオレは知っている。



だから今日は香恋と思いっきり遊ぶといい。



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